2017年5月27日土曜日

2017年5月23日(4日目):ソフト・アンド・ウェット

前日の記事が気怠げなのは和歌山・大阪の県道64号線のせいでしょう。

今度は違うルートで行きたい。


さて、この日は紀伊半島を先に回って良かった〜!

と心から思っていた日です。

記事を書いている今、紀伊半島についてどの様に思っているのか…。

お察しください。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

朝起きて、太郎くんより先に出発

彼には「30分位したら抜かされるわ!」と言いましたが、

5分かかる事なくブイ〜ンと抜かされちゃいました。

う、羨ましくなんか無いんだから!!


野菜食べたい欲求に負けスイーツ()ホイホイなジュースを購入
ハッキリ言ってこの値段出す価値は無いと思った。



42号線でたぶん一番標高のある 矢ノ川(やのこ)峠
ビビりまくって「まだ登りがある、まだ登るはず。そんな自分に都合良い訳ない。」

と思い込ませながら行ったら何とかクリア。



海岸線に出ると今まで新緑に囲まれていたので海の蒼さが眩しいです。


獅子巌を撮り
(巌だけの写真はゴミみたいな撮れ方なのでお蔵入りwww)


歩行者、自転車専用トンネルを抜けると

花の磐神社に

参道は木々がアーチを作り涼しい日陰で気持ち良く

御神体を見上げた瞬間、広がる青空と巨岩に鳥肌が立ちました。


花の磐神社のお隣にある道の駅 熊野・花の磐でソフトクリーム
新姫という柑橘類が練りこまれた爽やかなソフトクリームでした。


日は長いので進みますが、ここの直線が気持ち良かった。
雰囲気は国道1号の神奈川県大磯の松並木に似てるんだけど、

砂じゃなくて砂利石なので気比海水浴場みたいな日本海側の雰囲気も持っているという。

でも、黒潮で沖合いから色が深くなっているので

愛知という湾に囲まれて遠浅な海を見慣れた僕には非常に新鮮でした。




実は出発前にワイヤー系統を交換したので初期延びが出て、

獅子巌少し手前からフロントギアがインナーにしか入りませんでした。

Google先生で自転車屋さんに。


自転車屋さんの「なかつじ」さん

自転車屋さんを伊勢以来見ていなかったのでもう感動でした。

お店の中はロード多数、鈴鹿エンデューロの表彰状、ツールドのDVDにローラー台

紀伊半島で開催されるロードのイベントポスターと

って


なんだよ…ここスッゲー面白い!!!

昨年の加賀でだん吉号(2台目)がお世話になったヴェローズさんみたい!!!


こんなに面白いお店で

『初期延び直してもらいました』なんてダサい!!

という事でスペアチューブ2本購入。



ぶっちゃけ延岡でマラソンに履き替えてからパンクしてないし、既に2本持ってる。

でも、こんな面白いお店を応援せずに

「僕は旅人なので応援もらえたら嬉しいです!」とか言えないよね。


という事でこれを読んだ自転車乗り

行きなさい(命令

場所は道の駅 パーク七里御浜の真裏



国道42(別名 熊野街道)って本当に素晴らしい道だと思うの、だって伊勢でお参りしてから42号に合流するでしょ?

でも、内陸部だから山ばかりなの。つまり時期によっては新緑や紅葉を楽しみながら腿に伝わる痛みで気持ち良くなるでしょ?

それを抜けたら港町を眼下に見ながら400m級の”簡単な”峠で達成感も得られる。

大泊あたりで黒潮と砂利浜の綺麗な平地を走れるんだよ?


もう幸せだよね?プロテインが捗るし、腿の痛みが

「あぁ^〜気持ち良いんじゃ〜」ってなってもおかしくないよね?ね?


店主さんにオススメされたヤシの木公園で昼食を

何このロケーションの良さ。

三重県のポイント急上昇だよ!


その後は調整して頂き快調なギアで走り那智山熊野神社へ

那智の大滝は境内から



麓の売店のご厚意で無料の杖を雑に扱い、

頂上に置いたままにするチャイニーズに苛立ちながらも参拝。


バスの待ち時間に限定キューピーとご当地ソフトを

邪払(じゃばら)そふと

邪払っていう柑橘のシロップがかかったソフトでした。


バスの待ち時間に熊野古道を歩いているという日本人女性とお話し。

こーへーが自転車でやってたので記事を読んだけど、

それより何倍も面白かった。


で、その後は潮岬近くの道の駅 くしもと橋杭岩

で野宿禁止の張り紙を発見したのでそこより1kmほど南にある海水浴場で野営です。


走行距離:110.61km
平均時速:16.5km/h


ん〜、平均が伸びないな〜。

アベ20km/hが目標



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どの神社にも言える事ですが、御神体の近くに行くとそこだけ

しんと静まり「あぁ、ここは神域だ」と背筋が伸びます。

でも、無心論者や現実主義者からは「建築構造や雰囲気がそうさせるだけでしょw」と

言われてしまいそうですね。


ただ、僕は

そういう目に見えないもの溢れてた方が面白いかも?と思っちゃいます。

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